QSLカード(交信証明書)

アマチュア無線では、交信した記念として、QSLカードと呼ばれる交信証明書を交換します(必須ではありませんが)。これまでに集めた海外のQSLカードを紹介していきます。目標掲載枚数80枚。題して"80枚世界一周"。

カードに書かれているコールサインの先頭1~2文字は、基本的に国を示しますが、これは航空機の機体記号の頭と同じです(すべて確認したわけではないが、同じはず)。

テーマ別展示

アマチュア無線をやっておられない方にも興味を持っていただくために、今後、テーマ別の企画展示も設けていきます。

地域別常設展示

アジア    ヨーロッパ    北米    南米    オセアニア    アフリカ    南極

アジア

台湾

台湾

2013年のランタンフェスティバルの記念局。


タイ

タイ

「安らぎの国」タイ。仏教施設を題材にしたカードが多い。


バングラデッシュ

バングラデッシュ

確か、トラの生息地としても有名


ヨーロッパ

イングランド

イギリス イングランド

そう、イングランドである。イギリスではない。サッカー同様、この世界でもなぜか、いくつかに分かれている。


フランス

フランス

80日間世界一周の著者、ジュール・ヴェルヌに敬意を表して、その母国フランス。お国柄か、シャレたデザインのカードが多い。これは98年のワールドカップを記念してのカード。


イタリア

イタリア

ベネチアのカーニバルを題材としたカード。こちらもお国柄か、シャレたデザインのものが多い。


ポーランド

ポーランド

ショパンの母国ポーランド。生誕200年の記念QSLカード。QSLカードは無線を題材にしたものが多いが、たまにこういうのもある。


ヤンマイエン島

ポーランド

ノルウェー沖の孤島、ヤンマイエン島。アマチュア無線再開直後に交信した珍しい地域の一つ。


北米

アメリカ(東海岸)

ニューヨーク

ニューヨーク州の局。2000年の交信。"QTH"は無線用語で無線局の所在地のことをいう。マンハッタンのド真ん中に住む人だろう。画像ではわかりにくいが、マンハッタン島の下のほうに世界貿易センタービルが立っているのが写っている。


アメリカ(西海岸)

カリフォルニア

カリフォルニア州の局。ずいぶん立派な家にお住まいである。


カナダ

カリフォルニア

2010年のバンクーバー五輪を記念して運用された特別局のもの。


ケイマン諸島

ケイマン諸島

今年(2016年)、「パナマ文書」で租税回避地(タックスヘイブン)が話題になっているが、タックスヘイブンといえば、こちらの方が有名か?


グアドループ

グアドループ

グアドループと聞いてどこにあるかわかる人は少数だろう。カリブ海にあるフランス領の小島。請求のメール(電子メールでなく、普通の郵便)を出す際に郵便局の受付の方に、どこにあるかを説明する必要があった。


南米

ブラジル

ブラジル

南米の大国、ブラジル。アルゼンチン同様、交信は容易。


アルゼンチン

アルゼンチン

「南米と交信できますか?」アマチュア無線をやっていない人からよく聞かれるのがこれ。遠いからだろう。でも、南米と交信することは難しくない。電波の伝わり方は距離ではなく、むしろ、季節や時間、伝わる経路が陸か海かによって左右される。日本から見て地球の反対側にある南米は、常にいろいろな経路が考えられるため、むしろ容易。


ガラパゴス島

アルゼンチン

「ガラパゴス化」とはよく言うが・・・。写っている鳥は何の変哲もない、どこにでもいる普通の鳥のようだが、本当に珍しい動植物がいるエリアには、学術調査目的でもない限り近づけないのだろう。


オセアニア

オーストラリア

オーストラリア

日本からは、比較的交信容易。


ナウル

Nauru

太平洋の孤島、ナウル。これといった産業もなく、島の住人のほとんが失業者とか聞いているが・・。国際援助目当てに周辺国の間を行ったり来たり?


ツバル

Tuvalu

国全体が海抜の低い国。温暖化により水没の恐れが高まっている。


アフリカ

エジプト

アフリカの大国。実は日本からは交信困難な国の一つ。地図を見ていただくとわかるが、日本-エジプト間はずっと陸地。このため、電波が伝わりにくい。エジプトだけではないが、アフリカは無線人口が少ないことも原因の一つ。


タンザニア

いいですね。発展途上国の子供たちの目は。


セントヘレナ島

アフリカ大陸ではないが、区分上、アフリカに分類。ご存じ、ナポレオンが流された島。ヨーロッパからだけではなく、日本から見ても地の果てのようなところ。それ故、地政学上の戦略的地位は高く。現在もイギリスの海外領。


南極

昭和基地

昭和基地

日本の昭和基地。研究者にはアマチュア無線の免許を持っていらっしゃる方もいるので、アマチュア局が置かれている。これは第52次隊との交信。



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